ヘラクレスメテオとは
ヘラクレスメテオとは、世界最長種であるヘラクレスオオカブトの中で、極太・極短といった特徴を持つ血統の一つです。ヘラクレス飼育者による厳重な血統管理のもと生まれた個体です。極短極太の血統は流通量が少なく手に入れるのは困難な種類かと思います。
極短極太血統にはいくつかの血統がありますが、代表的なものとしてはC68メテオ、パチセラスメテオ、BULL血統などがあります。
【和名】ヘラクレスオオカブト
【学名】Dynastes hercules
ヘラクレスメテオの寿命
約6〜18ヶ月
交尾したかどうかや、温度によっても変わりますし、個体差もあります。通常のヘラクレスオオカブトよりは短命なイメージがあります。
ヘラクレスメテオの特徴
↑ヘラクレスメテオ↑ ↑ヘラクレスオオカブト↑
ヘラクレスオオカブトと言えば、カブトムシの王様と呼ばれる世界最長のカブトムシ。
ヘラクレスと言えば、長く立派に伸びた角ですが、ヘラクレスメテオは何といっても短く太い角が特徴的です。他にも極短極太血統は小楯板が台形になる個体もいます。(短く太い角を持った個体ほどそうなる割合が高いです)
ヘラクレスメテオ の幼虫飼育環境
【飼育温度】
20〜24度
※温度が高ければ高いほど早く育ちます
※早く育てば良い訳ではなくじっくり大きく育てることも大切
※3令幼虫後期はできるだけ低温で飼育した方が大きくなります
【飼育可能時期】
20〜24度の環境があれば比較的簡単に1年を通していつでもブリードが楽しめます。
【えさ】
幼虫用の栄養のある発酵マットを食べて大きくなります。
【マット交換】
2〜3ヶ月を目安にフンが目立ってきたらマットを交換します。
※環境の変化で体重減になります。ストレスを与えないようにしてください。
※コバエが大量に発生したらすぐにマットを交換してください。
※水分量が多いと線虫などが発生しやすくなりますので注意してください。
【容器】
オス縦横約25cm以上 メス縦横約15cm以上 深さ15cm以上
※成長に合わせてだんだん大きな容器に変えてもOK。
※オスメス別々(1頭ずつ)の容器での管理をお勧めします。
ヘラクレスオオカブト幼虫の飼育方法
交尾→産卵→採卵→孵化→初令幼虫→2令幼虫→3令幼虫→蛹室(ようしつ)作り→蛹化(ようか)→サナギ→成虫
交尾
メスの上にオスをのせてあげる。(エサを食べ始めて2週間以上の個体が良い)若い成虫は、通常すぐに交尾を始めます。
※昆虫がつかまりやすい木などがあると交尾がしやすいと思います。
産卵
大きめの容器にマットを深さ20cm以上固くつめ、メスを入れます。一晩に数個卵を産み、数ヶ月かけて産み続けます。
※1匹で100個産む個体もいれば、全く産まない個体もいます。
※白く米粒のような形からだんだん球体に変化します。
孵化
産卵から約3週間〜4週間で幼虫が孵化してきます。
幼虫からサナギまで
昆虫発酵マット(幼虫のえさ)を容器に深さ15~20cm程度固めて入れます。
昆虫マットに加水(握って崩れない程度、水分は染み出ない程度)して、1頭ずつ別々の容器に幼虫を入れ飼育します。
オスは30cm角深さ20cm、メスは15cm角深さ15cm程度の飼育容器に入れます。
孵化して2~3か月を目安にマット交換をします。
直射日光の当たらない20~24度の場所で管理します。
オス/約1年〜2年 メス/約10ヶ月〜1年半でサナギになります。
サナギから成虫まで
幼虫は蛹室(ようしつ)を作りサナギになります。約1ヶ月後に蛹室内で成虫に羽化します。
蛹室が出来たら振動は厳禁です。
羽化から成熟
羽化して1か月ほど蛹室の中でじっとして休眠します。
成虫の寿命
成熟後蛹室から出てきます。約6ヶ月〜18ヶ月
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