ヘラクレスオオカブト
世界最大のカブトムシの王様!最大181mm!
ヘラクレスオオカブトとは
ヘラクレスオオカブトは、世界最大の体長を誇り、人気・知名度共にナンバー1のカブトムシです。
カブトムシの王様と呼ばれている!!
ヘラクレスオオカブトには13の種類がありますが、一般的に『ヘラクレスオオカブト』と呼ばれている代表格は、グアドループ島とドミニカ島に分布する、『ヘラクレス・ヘラクレスオオカブト』という種類です。
他のヘラクレスに比べて、胸角(上の角)が太いのが特徴です。
【和名】ヘラクレスオオカブト
【学名】Dynastes hercules
【体長】オス57〜181mm メス48〜88mm
【種類】13種類存在
ヘラクレスオオカブト の13種類とは
ヘラクレス・ヘラクレス
貴重度:
【分布】グアドループ諸島(パステール島)、ドミニカ島
ヘラクレス リッキー
貴重度:
【分布】ベネズエラ(北西部〜南西部)、コロンビア(北部)、エクアドル(北部の中央部)
ペルー(中央部)、ボリビア(北部、中央部)
ヘラクレス オキシデンタリス
貴重度:
【分布】パナマ(南部)、コロンビア(西部)、エクアドル(北西部)
ヘラクレス エクアトリアヌス
貴重度:
【分布】コロンビア(東南部)、エクアドル(東部)、ペルー(北東部)、ブラジル(西部)、ボリビア北部〜中央部
ヘラクレス セプテントリオナリス
貴重度:
【分布】メキシコ(南部)、グアテマラ、ホンジュラス、コスタリカ、パナマ(北部)
ヘラクレス パスコアリ
貴重度:
【分布】ブラジル東南部
ヘラクレス ブリュゼニ
貴重度:
【分布】ベネズエラ東部
ヘラクレス トリニダデンシス
貴重度:
【分布】トリニダード トバゴ
ヘラクレス モリシマイ
貴重度:
【分布】ボリビア(西部〜中央部)
ヘラクレス トゥクストラエンシス
貴重度:
【分布】ブラジル(西部)
ヘラクレス タカクワイ
貴重度:
【分布】メキシコ(南部)
ヘラクレス レディ
貴重度:
【分布】セントルシア島、マルティニーク島(北部)
ヘラクレス バウドリー
貴重度:
【分布】セントルシア島、マルティニーク島(北部)
ヘラクレスオオカブトの寿命
6〜18ヶ月
交尾したかどうかや、温度によっても変わりますし、個体差もあります。
ヘラクレスオオカブトの特徴
ヘラクレスオオカブトと言えば、カブトムシの王様と呼ばれる世界最大のカブトムシ。
ヘラクレスと言えば、長く立派に伸びた角です。そこで、こちらではヘラクレスオオカブトの特徴や前翅の色についてご紹介します。
「ヘラクレスオオカブト」は甲虫目コガネムシ科の昆虫です。ギリシア神話で登場する英雄「ヘラクレス」の名前から由来しており、南アメリカ大陸などの暖かい亜熱帯地域に生息しています。特徴としては、オスの成虫には角がありますがメスの成虫には角がありません。
また、オスの場合は大きな体と長い胸角が特徴で、この角を武器にして敵を投げ飛ばします。
全長は角を含めると、約14〜15cmと大きいですが、ギネス級になると最大18cmにも及びます。
世界最大の大きさとパワーを持つカブトムシとして、昆虫の中でも大変人気が高いです。
ヘラクレスオオカブトの体色
前翅(背中の羽)の色は、羽化後真っ黒で徐々に黄色になり、最後はまた黒くなります。湿度が高いと黒くなります。
カブトムシといえば、茶色を想像しますが、ヘラクレスオオカブトは、前翅部分(背中の羽)が黄褐色を帯びています。
実はこの黄色は乾燥している時に見られるもので、湿度が下れば下がるほど黄色身が強くなり、上がるにつれて黒に近づき、最後には真っ黒になります。
また、前翅の色は、栄養状態やえさなどの付着によって、黒褐色になることも多いです。
ヘラクレスオオカブトを飼育する際は、前翅部分の色もよく観察することをおすすめします。
ヘラクレスオオカブト の幼虫飼育環境
ヘラクレスオオカブトは幼虫でどれだけ大きく育てられるかが重要なので、しっかりと環境を用意しましょう。
【飼育温度】
20〜24度
※温度が高ければ高いほど早く育ちます
※早く育てば言い訳ではなくじっくり大きく育てることも大切
※3令幼虫後期はできるだけ低温で飼育した方が大きくなります
【飼育可能時期】
20〜24度の環境があれば比較的簡単に1年を通していつでもブリードが楽しめます。
【えさ】
幼虫用の栄養のある発酵マットを食べて大きくなります。
【マット交換】
2〜3ヶ月を目安にフンが目立ってきたらマットを交換します。
※環境の変化で体重減になります。ストレスを与えないようにしてください。
※コバエが大量に発生したらすぐにマットを交換してください。
※水分量が多いと線虫などが発生しやすくなりますので注意してください。
【容器】
オス縦横約25cm以上 メス縦横約15cm以上 深さ15cm以上
※成長に合わせてだんだん大きな容器に変えてもOK。
※オスメス別々(1頭ずつ)の容器での管理をお勧めします。
ヘラクレスオオカブト幼虫の飼育方法
交尾→産卵→採卵→孵化→初令幼虫→2令幼虫→3令幼虫→蛹室(ようしつ)作り→蛹化(ようか)→サナギ→成虫
交尾
エサを食べ始めて2週間以上のオスメスを小さな容器に入れる。若い成虫は、通常すぐに交尾を始めます。
または、メスの上にオスを乗せてあげると、1〜3時間ほどで交尾が完了します。
産卵
大きめの容器にマットを深さ20cm以上固くつめ、メスを入れます。一晩に数個卵を産み、数ヶ月かけて産み続けます。
※1匹で100個産む個体もいれば、全く産まない個体もいます。
※白く米粒のような形からだんだん球体に変化します。
孵化
産卵から約3週間〜4週間で幼虫が孵化してきます。
幼虫からサナギまで
昆虫発酵マット(幼虫のえさ)を容器に深さ15~20cm程度固めて入れます。
昆虫マットに加水(握って崩れない程度、水分は染み出ない程度)して、1頭ずつ別々の容器に幼虫を入れ飼育します。
オスは30cm角深さ20cm、メスは15cm角深さ15cm程度の飼育容器に入れます。
孵化して2~3か月を目安にマット交換をします。
直射日光の当たらない20~24度の場所で管理します。
オス/約1年〜2年 メス/約10ヶ月〜1年半でサナギになります。
サナギから成虫まで
幼虫は蛹室(ようしつ)を作りサナギになります。約1ヶ月後に蛹室内で成虫に羽化します。
蛹室が出来たら振動は厳禁です。
羽化から成熟
羽化して1か月ほど蛹室の中でじっとして休眠します。
成虫の寿命
成熟後蛹室から出てきます。約6ヶ月〜18ヶ月
ヘラクレスオオカブトの強さ
ヘラクレスオオカブトvsヘラクレスオオカブトの動画
ヘラクレスオオカブトvsギラファノコギリクワガタの戦闘動画。
ヘラクレスの強さが分かりますね!
ヘラクレスオオカブト とは|終わりに
ご覧いただき、ありがとうございます。
商品購入者様で、同じマットを使用したいという方がおりましたら、ビーラボ・Twitter・ヤフオク・メールのいずれかでご連絡いただければ対応いたしますので、よろしくお願いいたします。
ヤフオクでも、ヘラクレスを中心に定期的に出品してますので、是非ご覧ください。
秋田県大館市のふるさと納税の返礼品として指定されており、不定期でふるさと納税にも出品していきます。是非ご覧ください。